住友ベークライト(東京都品川区)は2026年2月26日、多様な素材に密着しやすい特殊変性フェノール樹脂を新シリーズとして整理し、製品ラインアップを拡充しました。例として金属向け「PR-56464」、カーボン向け「PR-56091」、水系の「AQNOA PR-56542」を挙げています。

背景には、軽量化・高強度化・高耐熱化の要求が高まり、単一素材では性能を満たしにくいことから複合材料の採用が増えている点があります。フェノール樹脂は耐久性や耐熱性を持ち、複合材料のバインダー(材料を結び付ける樹脂)用途での活用が進んでいます。

同社は独自の合成技術で、金属から有機物・無機物まで幅広い材料への密着性を高めたとしています。水溶性タイプの「AQNOA PR-56542」では、環境負荷物質とされるフェノール、ホルムアルデヒドを0.1%未満に低減した点も示しました。

今後は販売を通じて顧客ニーズを把握し、高機能ポリマーの新製品開発を進める方針です。半導体、モビリティ、エネルギー分野を中心に、2030年度までにグローバルで年間売上収益20億円を目指します。

【商品情報】
金属密着用フェノール樹脂:スミライトレジン® PR-56464(固形ノボラック型)
カーボン密着用フェノール樹脂:スミライトレジン® PR-56091(溶剤系)
カーボン密着用フェノール樹脂:スミライトレジン® AQNOA® PR-56542(水系、フェノール/ホルムアルデヒド0.1%未満)
詳細URL:https://www.sumibe.co.jp/topics/topics/2026/hpp/0226_01/index.html

PRTIMES

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