全国保証は12月25日、Spiral Capitalなどと共同設立したコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「全国保証イノベーション投資事業有限責任組合」を通じ、スマートホームシステムを開発するMW(東京都港区)へ出資したと明らかにしました。MWは2024年2月14日設立で、自社開発のスマートホームシステムや「セミヒューマノイドロボット」を搭載した住まいづくりを掲げます。同社は「生きた家(Living Home)」をコンセプトに、家事負担の大幅な改善につながる新たな住体験の提供を狙います。全国保証側は、MWと双方の知見・リソースを組み合わせ、住生活における価値提供を目指すとしています。ファンドは不動産テック(不動産領域のIT活用)やフィンテック(金融のIT活用)などのスタートアップを中心に出資し、信用保証の審査にとどまらず、住宅探しから入居後までの総合サービス展開を視野に入れます。今後は出資先連携を通じ、住まい関連サービスの拡充が進むかが焦点です。
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全国保証 https://www.zenkoku.co.jp/
全国保証イノベーションファンド https://spiral-cap.com/fund/zenkokuhosho-innovation-fund/
source: PR TIMES
