福岡県北九州市は、北九州工業高等専門学校で宇宙アントレプレナーシップ教育プログラムを2025年12月16日(火)10時45分~16時15分に実施します。対象は知能ロボットシステムコース4年生で、宇宙スタートアップ経営者や大学研究者ら計3人が講師を務め、講義とワークショップを通じて起業家精神と課題解決力の向上を図ります。
会場は北九州高専図書館2階グループ学習室(北九州市小倉南区志井5-20-1)です。第1部(10時45分~12時15分)は、東証グロース上場企業QPS研究所の大西俊輔社長、東京大学大学院准教授で北九州高専OBの五十里哲氏が、宇宙ビジネスや研究の最前線を紹介し、質疑を交えて学生と意見交換します。
第2部(13時~16時15分)は、九州工業大学大学院工学研究院教授の北村健太郎氏が講師となり、人工衛星開発で行う「ミッション定義審査(MDR)」を模擬体験するワークショップを実施します。学生はグループごとに「人工衛星をなぜ打ち上げるのか」という目的を設定し、衛星ミッション案を検討・発表、講師陣が講評します。
北九州市は、学術機関として世界1位の小型衛星運用数を持つ九州工業大学や地元ものづくり企業の集積を背景に、宇宙産業の振興を進めています。今回の取り組みは、学生が宇宙産業や起業を身近に感じ、将来の研究・就職・創業を具体的な選択肢として意識するきっかけづくりとなるかが注目されます。
【イベント情報】
北九州工業高等専門学校 宇宙アントレプレナーシップ教育プログラム
開催日:2025年12月16日(火)10:45~16:15
会場:北九州工業高等専門学校 図書館2階グループ学習室
住所:福岡県北九州市小倉南区志井5-20-1
source: PR TIMES
