北陸電力は、話者認識機能を搭載した議事録AIアプリの全社運用を約3,000名規模で開始しました。開発・提供したのはIppu Senkinで、役員会議などのトライアルを経て展開に至りました。導入は「北陸電力DX戦略」の一環で、AI活用による業務高度化と生産性向上が狙いです。トライアルでは議事録作成時間の削減が示され、使いやすさは約90%が評価。音声データのアップロードで文字起こしと要約、社内フォーマットに沿った議事録生成まで行い、参加者の声紋登録により「誰が何を発言したか」を自動識別します。専門用語登録にも対応し、北陸電力のクラウド環境上で運用することで機密性にも配慮します。今後は運用知見を踏まえ、機能拡充を進め企業のDX支援を広げる見通しです。

source: PR TIMES

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