登山アプリ「YAMAP」を運営するヤマップ(福岡市)は12月12日、千葉県警察と登山届を巡る「遭難ZERO協定」を結び、アプリで作成した登山計画を県警へ提出・共有できる仕組みを始めます。千葉県の2024年の山岳遭難は18件・26人で、前年より減った一方、低山人気で登山者は増加傾向とされます。従来の郵送や投函の手間が提出の障壁になっていたとして、アプリ上の提出機能で家族への共有に加え県警にも連携。遭難時は登山計画情報や位置情報に基づく「遭難者検索システム」に県警が24時間365日アクセスでき、初動の迅速化が見込まれます。協定は全国で31例目で、今後は連携拡大と安全登山の基盤整備が焦点です。
【関連情報】
YAMAP:https://yamap.com/
登山計画書の作り方:https://help.yamap.com/hc/ja/articles/900000939366
協定締結自治体一覧:https://help.yamap.com/hc/ja/articles/900000957343
source: PR TIMES
