国産SNSアプリ「Writter(ライター)」は2026年2月20日、画像投稿と同時に電子透かしの刻印、権利者情報の紐づけ、投稿記録の保全まで行う権利記録機能「ピクディー(PicDNA)」の無料提供を始めました。運営は神奈川県横浜市の株式会社GOLDENBEAMです。
PicDNAは投稿フロー内で任意に刻印を選ぶと、画像に電子透かしを埋め込み、同時にSHA-256のハッシュ値と投稿記録をサーバーに保管し、タイムスタンプ付きの記録ページを生成します。刻印情報フォーマットは「(c)writter-NoAI-{ユーザー名}-{投稿日時}」です。第三者が刻印の有無を確認できる「PicDNAチェッカー」も公式ページ内で提供します。
狙いは、生成AIの学習問題への対策と、2026年4月に運用が始まる未管理著作物裁定制度への備えです。権利者や連絡先が紐づかない画像は「連絡がつかない作品」と扱われるリスクがあるため、権利者不明状態を避ける設計としています。なお同社は、PicDNAは権利帰属を法的に確定する証明ではなく、「いつ、誰が投稿したか」の記録保全だと位置づけます。
今後は海外版の配信や、外部サービス向けの刻印・照合API提供を計画し、事業提携や投資、API連携の相談を受け付けるとしています。一方、WEBブラウザ版はAIアクセス制御が困難として現時点で見送りました。
【関連リンク】
iOS版ダウンロード:https://apps.apple.com/jp/app/writter-%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC/id6747600446
Android版ダウンロード:https://play.google.com/store/apps/details?id=goldenbeam.app.writter.jp&hl=ja
PicDNA特設ページ+刻印チェッカー:https://writter.jp/picdna
公式サイト:https://writter.jp
参考(文化庁「未管理著作物裁定制度」):https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu
