売れるネット広告社グループ株式会社の連結子会社である売れるネット広告社株式会社は、ヘルスケア×クリニック領域の一部カテゴリで運用しているオンライン広告の月次広告費が2025年11月に約200万円となり、初月の約80万円から約2.5倍に拡大したと明らかにしました。11月の金額は同カテゴリでの過去最高水準とされています。
同社は、予約につながる導線や来院計測を含む配信設計を見直し、検索やSNS、動画など媒体ごとの役割を再整理したことが伸長の要因と説明しています。さらに、広告の「フック(興味を引く要素)」「証拠(根拠情報)」「オファー(提案内容)」「CTA(行動喚起)」を部品化し、組み合わせを変えながら差分クリエイティブを継続供給した点も、効率的なスケールに寄与したとしています。週次でABテストを行う検証サイクルを維持し、医療広告ガイドラインや薬機法、景品表示法に沿った表現辞書と人手承認プロセスを設けることで、法令順守と効果改善の両立を図ったとしています。
今後は、症状や悩み別の訴求パターン、エリアと来院導線の組み合わせ、料金表示の見せ方など、今回の「勝ちパターン」をテンプレート化し、同じヘルスケア×クリニック領域の他カテゴリへの展開可能性を検証するとしています。この取り組みは2026年7月期の連結業績へのプラス寄与が見込まれる一方、成果の再現性や各カテゴリでの規制対応がどこまで確保できるかが今後の焦点となりそうです。同社は常時配信と週次検証を標準モデルとし、TikTok、Meta、YouTube、検索、ディスプレイ広告間での予算配分最適化を継続することで、規模拡大と収益性の両立を目指すとしています。
source: PR TIMES
