売れるネット広告社グループ(福岡市)の連結子会社・売れるネット広告社は2025年12月19日、Yahoo!広告 ディスプレイ(YDA)をスポット中心から常時配信(定常運用)に切り替えたと発表しました。狙いは、シニア向けD2C商材の獲得基盤を広げることです。
同社はこれまでYahoo!検索広告を継続運用してきた一方、YDAは必要に応じた配信が中心でした。Yahoo!は相対的に高年齢層の利用比率が高い傾向があるとして、健康食品や日用品、ヘルスケア×クリニック領域などシニア向け案件の増加を背景に、通年での配信が有効と判断しました。運用は週次で面や訴求、クリエイティブ差分を検証し、年齢帯・興味関心・サイト来訪者などを組み合わせてターゲティング精度を管理します。指標はCTR・CVRなど媒体指標に加え、CPA・ROASを統一ダッシュボードで可視化するとしています。
今後はMeta、Google、LINE、X、Pinterest、YouTube(Demand Gen含む)にYDAを加え、媒体横断で配分最適化を進めます。薬機法・景表法・医療広告ガイドライン準拠の表現辞書と人手承認を継続し、2026年7月期の連結業績にプラス寄与を見込むとしています。
source: PR TIMES
