新栄電子計測器(神奈川県藤沢市)は、微小なリーク電流や消費電流を多チャネルで同時計測できる「PCMシリーズ」を発売しました。ラインアップは25ch/50ch/100ch/200ch/300chの5機種で、測定範囲は0.00nA~999.99nA、分解能は0.01nAです。電子部品の高集積化・低消費電力化に伴い、多数素子を短時間で評価したい需要が背景にあります。各チャネルが独立動作するため、リレー切替なしで同時計測でき、検査タクト短縮とスループット向上を狙います。DC印加電圧(10.0~60.0V)を内蔵し、電圧印加から電流測定まで1台で完結できる点も特徴です。サンプリング速度は250ms/500ms/1000msに対応し、自動計測アプリケーションを標準搭載します。今後は検査規模に合わせた選択肢拡大に加え、300ch超を含むチャネル数のカスタマイズや機能追加で適用範囲を広げる方針です。

【商品情報】

PCMシリーズ製品ページ https://shin-ei.ne.jp/research/pcm-series/

新栄電子計測器ホームページ https://shin-ei.ne.jp/

source: PR TIMES

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