パナソニック ホールディングスは12月22日、2025年大阪・関西万博のパビリオン「ノモの国」で来場者47万人以上の体験を支えた展示物について、空港・自治体・学校・施設などへのリユース先を決め、12月から本格的な移設を始めると明らかにしました。
同パビリオンは企画段階から資源循環を前提に設計・施工し、閉幕後の建築物では重量ベースでリユース・リサイクル率99%以上、廃棄率1%未満を達成しています(展示物を除く算定)。今回の展示物移設により、「循環」の考え方と、見方次第で価値が変わるとするUnlock体験のコンセプトを、万博後も利用現場で引き継ぐ狙いです。今後は移設先での活用が進むことで、万博のレガシーを具体的な形として残す取り組みが広がる見通しです。
source: PR TIMES
