奈良県は12月16日15時15分から、日産自動車と奈良日産自動車と連携し、災害時に福祉避難所などで電源を確保するため電気自動車(EV)を活用する協定を結びます。締結式は奈良県庁主棟5階で15時35分まで行われ、知事の山下真氏らが出席します。

協定は、大規模地震や豪雨で停電が起きた際、福祉避難所等(特別支援学校を想定)で医療的ケア児や家族が必要とする電力を確保する狙いです。奈良日産自動車が保有するEVを、可能な範囲で無償貸与する仕組みで、県によると医療的ケア児等の電源確保を目的とした協定締結は県内で初めてです。さらにEVの普及啓発を通じ、県民の環境意識向上とSDGs達成にもつなげるとしています。締結式後は県庁本庁舎正面玄関で給電デモも予定され、平時からの活用周知が進むかが焦点となります。

【イベント情報】

協定締結式:2025年12月16日(火)15:15~15:35

会場:奈良県庁 主棟5階 第1応接室(奈良市登大路町30番地)

締結式後:県庁本庁舎 正面玄関で給電デモンストレーション

source: PR TIMES

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