婚活業界最大手のIBJは、Appier Groupの会話型AIプラットフォーム「BotBonnie」を導入し、マーケティング施策の内製化を進めた結果、LINE公式アカウントの友だち登録数が約4倍に増加し、運用コストも約半分に削減したと明らかにしました。コンバージョン数も導入前より増加しており、コスト削減と成果向上を同時に達成したとしています。

IBJは全国の結婚相談所や婚活パーティー、マッチングアプリを展開し、2024年累計の成婚数で国内最多を記録しています。事業拡大に伴い、外部委託に頼らず自社で迅速に施策を打てる体制づくりが課題となっていました。BotBonnieは、専門知識がなくても操作しやすい画面設計と、コンバージョン最適化やAIポップアップなどの機能を標準搭載しており、マーケティング部門や各事業担当が自ら施策を実行できるようになったといいます。

AIポップアップは、Webサイト訪問者の行動に応じて自動的に最適なメッセージを表示し、LINEへの誘導や登録率を高める仕組みです。これにより、人手では難しいタイミングや内容の調整をAIが代替し、顧客との接点拡大とロイヤルティ向上に寄与しました。削減した広告・運用コストは、新たな施策のテストや改善に再投資され、IBJ全体のマーケティング高度化につながっているといえます。今後は、婚活サービスの利用データとAI分析を組み合わせることで、より個別ニーズに即したコミュニケーション設計が進むかどうかが焦点となります。

【サービス情報】

IBJ公式サイト https://www.ibjapan.jp/

Appier公式サイト https://www.appier.com/ja

source: PR TIMES

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