富士ソフトは2025年12月24日、AWSとの協業を強化し、AWS上でVMware環境を直接運用できる「Amazon Elastic VMware Services(Amazon EVS)」の企業活用を本格的に推進すると明らかにしました。Amazon EVSは2025年8月に一般提供が開始されており、オンプレミスで稼働するVMware資産を活かしたクラウド移行を狙います。
企業のクラウド移行では、既存のVMware環境をどう移すかが課題で、移行の複雑さ、コスト増、運用継続性の確保が壁になりやすいといいます。Amazon EVSは、AWSのクラウド上でVMwareをシームレスに運用できる点が特徴で、移行の選択肢を広げます。
富士ソフトはAWSプレミアティアサービスパートナーで、「移行コンピテンシー認定」を持つとしています。今後はAWSからの最新情報や技術支援も活用し、ITインフラ最適化とDX(デジタルトランスフォーメーション)を後押しする方針です。
今後、VMware資産を前提としたクラウド移行需要の高まりを受け、Amazon EVSを軸に移行支援の提案が増える可能性があります。
【サービス情報】
Amazon Elastic VMware Services(Amazon EVS)
https://www.fsi.co.jp/aws/service/itx-mcp_evs.html
富士ソフトのAWS関連サービス
source: PR TIMES
