ヴィーナスレーザー株式会社(東京都台東区)は、屋外イルミネーションやナイトウォーク向けの新シリーズ「イルミネーションレーザー FireFly」を発売し、短期・長期レンタルも開始しました。最大レーザー出力8W、防水規格IP65、消費電力35Wといった仕様で、イルミネーション施設やイベントでの常設・仮設利用を想定しています。価格はオープンプライスです。
FireFlyシリーズは、レーザー光の模様が異なる全5機種(VenusLaser-FireFly-01〜05)で構成されます。SkyStarレーザーやオーロラレーザーと同系統のパターン、両者を組み合わせたパターン、松の枝のような新パターンなどを用意し、演出のバリエーションを広げます。色は単色仕様で、白・黄・赤・青・緑から選択する方式のため、RGBのようなDMXによる色変更には対応しません。
本体は約3.5kgと軽量で、動作温度はマイナス15度から40度までと屋外利用を意識した設計です。電源ONのみで自動演出が可能なほか、照明制御規格DMXにも対応し、他の照明機材との同期やパターン切り替えなどの細かな制御ができます。同社は既存のレーザーショーシステムの入れ替えサービスや音楽・照明と連動したショープログラム制作も提供しており、テーマパーク、植物園、ショーパブ、企業イベントなど幅広い現場での採用を見込んでいます。
屋外のナイトコンテンツ強化や省エネ志向が続くなか、高出力かつ省電力のレーザー照明は、イルミネーション市場での差別化ツールとして需要拡大が見込まれます。同社はデモ投射やレンタルを入口に導入ハードルを下げつつ、長期的な設備更新とコンテンツ制作受注につなげられるかが焦点となります。
【商品情報】
製品名:イルミネーションレーザー FireFly シリーズ
レーザー出力:最大8W(各色合計)
防水性能:IP65/消費電力:最大35W
動作温度:-15〜40℃/サイズ:320×150×130mm/重さ:3.5kg
問い合わせ:ヴィーナスレーザー株式会社(電話 03-5826-4561/メール info@venuslaser.jp)
source: PR TIMES
