岡山県小田郡矢掛町の株式会社第七機械設計は、令和7年度「中小企業等海外展開支援事業費補助金(海外出願支援事業)」第2回募集に採択されました。公益財団法人岡山県産業振興財団の支援を受け、AI搭載「全周囲」外観検査装置「IVI-360」の海外展開に向けた知的財産の取得・保護を進める方針です。

同社が開発するIVI-360は、アルミダイカスト(アルミ合金を金型に流し込む鋳造)業界向けのAIベース外観検査装置で、製品の全周囲を自動で検査し、人手不足対策と品質向上の両立を狙うものです。今回の補助金は、海外での特許や商標などの出願費用を一部補助する制度で、中小企業の海外展開リスクを軽減する目的があります。

代表取締役の片岡信也氏は、海外知財戦略を強化しつつ、県内企業との協業を広げることで、地元経済への還元も重視する考えを示しています。同社はAI外観検査装置の開発や産業機械設計コンサルティング、知財ライセンス管理を事業とし、今後も知的財産を基盤とするビジネスモデルで持続的成長と地域貢献の両立を目指すとしています。海外市場での実績が蓄積されれば、外観検査の自動化ニーズが高い他業種への展開も進む可能性があります。

【商品・サービス情報】

IVI-360公式サイト https://ivi-360.com

岡山県産業振興財団イベント情報 https://www.optic.or.jp/event/event_detail/index/7121.html

第七機械設計 公式X(片岡信也) https://x.com/7th_eng

第七機械設計 YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@7th-eng

source: PR TIMES

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