DRONE SPORTS(大阪府箕面市)と長大(東京都中央区)は、岩手県内の橋梁でドローンを用いた共同実証を行い、取得画像をAI解析して0.1mmのひび割れ有無を確認しました。桁下などGNSS(衛星測位)が届きにくい非GNSS環境を含む橋梁各部を対象に、近接目視点検に相当する確認と撮影を実施しています。背景には、老朽化が進む社会インフラの点検需要拡大と、点検人材・コストの最適化が課題となっている状況があります。実証では損傷箇所や劣化傾向をデータとして蓄積・分析し、記録を継続活用できる形で整理しました。成果として両社は、高所・狭所作業の代替による人的リスク低減、足場を不要とすることで従来は組立・撤去に約1週間かかっていた準備工程の負荷とコスト削減、点検履歴をデジタル資産として比較・活用できる点を挙げます。今後は、国内で培った点検モデルを海外の環境・構造条件に適応させ、実運用モデルの確立を目指します。

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