システム開発やデジタルコンテンツ制作を手がける合同会社ツーワンデジタル(東京都渋谷区、2024年8月設立)は、「工学で表現を変える」を軸にしたMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を策定しました。工学と表現領域を組み合わせた事業展開の指針とし、今後のプロジェクト推進や採用、組織運営に反映していく方針です。

同社のミッションは「工学で表現を変える」、ビジョンは「時代に作用する企業へ」と定義しました。エンジニアリングの視点からコンテンツや芸術表現を捉え、潜在的な文化的・社会的ニーズに応えることで新たな価値創出を目指すとしています。背景には、日本政府が「日本発コンテンツの海外市場規模を2033年までに20兆円」とする目標を掲げるなど、アニメやゲームに加えメディアアートやデジタルアートが成長分野として注目されている状況があります。

バリューとしては「No “Consumption”(知的誠実)」「Embrace Competition(切磋琢磨)」「Open System(寛容)」の3つを掲げ、これらを「21DQ(21 Digital Quality)」と総称。優れたアイデアを単に模倣するのではなく思考の触媒として扱う姿勢や、メンバーの自律性を尊重した柔軟な働き方など、日々の意思決定の基準と位置づけます。

今後の取り組みとして、AIや大規模言語モデル(LLM)関連のシステム開発、データ分析の実務案件を軸にしたオンライン開発者コミュニティの立ち上げも検討中です。学生インターンや副業志向の社会人らを対象に、DiscordやSlackを利用したフルリモート運営を想定し、参加費は無料としています。技術と芸術表現の双方に関心を持つ人材の交流拠点となるかが注目されます。

【イベント・コミュニティ情報】

開発者コミュニティ:AI/LLM・データ分析実務案件への参画機会を提供予定

運営形態:Discord/Slackを用いたオンライン(フルリモート)

参加対象:学生インターン・アルバイト志望者、副業・キャリアチェンジ希望の社会人

参加方法:オンライン面談を実施(参加費無料)

問い合わせ窓口:contact@21-digital.co.jp/専用フォーム

source: PR TIMES

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