インゲージの調査で、長期休暇明けに「即座にトップギアへ戻れる」と答えたビジネスパーソンは26.6%にとどまり、73.4%がパフォーマンス回復にタイムラグを感じていました。タイムラグは「1日程度」31.0%、「2~3日程度」26.4%が中心で、年始の数日が実質的な低稼働になり得る状況です。
低下要因は「モチベーションの切り替え」50.4%が最多でしたが、「休み中の連絡事項の整理・把握」38.0%、「必要な資料・メールの検索」22.4%、「過去の商談経緯の思い出し」20.2%も上位に入り、気持ちの問題だけでなく情報ハンドリングの実務ロスが初動を遅らせている実態がうかがえます。
担当者の退職や病欠など不在時に備えた顧客対応の「標準化・共有」が十分な組織は7.6%にとどまり、ナレッジが個人に偏る属人化が顕在化しました。営業力強化策としてのセールスイネーブルメント(営業活動を仕組みで支える取り組み)も、実行できているのは29.2%で約7割が未着手でした。
一方、約6割がAIによる「情報の発見・要約」に生産性向上効果を見込み、投資優先でも「営業資料のデジタル管理」46.8%、「生成AIを活用したナレッジ検索」28.8%が上位でした。2026年は、情報を探す時間を減らし、組織の知見を資産化する仕組みづくりが、年始の立ち上がりを含む営業生産性の焦点になりそうです。
【イベント情報】
Sales Enablement Expo 2026 – 営業は、もっと強くなれる。
2026年1月22日(木)11:00~15:00
オンライン
参加費:無料
定員:500名
主催:株式会社インゲージ
https://ingage.jp/relation/see2026/
