スタディポケットは3日、教育支援AI「スタディポケット for TEACHER」に、板書計画や教材イラストを高精細に生成する「画像生成Pro」を追加しました。Googleの画像生成AI「Gemini 3」と「Nano Banana Pro(Gemini 3 Pro Image)」を採用し、4K相当の解像度や日本語テキスト描写に対応。既存・新規の全ユーザーが追加費用なしで利用でき、1ユーザーあたり月30枚まで。新機能は12月中旬までに順次配信されます。

学校現場では、板書計画の作成やリスニング教材の挿絵準備に時間がかかる課題がありました。本機能は、単元名を入力するだけで黒板全体のレイアウト案を自動生成し、手描きのラフからの再構成にも対応します。英語の状況説明、理科の実験手順、社会の歴史場面など、言葉だけでは伝わりにくい内容を視覚化できます。プロンプト例やサンプルを多数用意し、ICTに不慣れな先生でも使い始めやすくしました。

Gemini 3は高度な文脈理解、Nano Banana Proは描写力と編集機能に強みがあり、複数画像の統合や照明・構図の調整、マンガスタイル生成にも対応します。リスニング用の英単語ラベル付きイラストなど、授業で即利用しやすい精度を目指しています。

今後は、教材制作時間の短縮と提示の質向上がどの程度実現するかが注目点です。上限30枚という運用設計や権利配慮の実務が定着すれば、活用範囲の拡大が見込めます。詳細は12月4日開催のオンラインイベントで紹介されます。

【イベント情報】

イベント名 スタディポケット カンファレンス 2025 冬

日時 2025年12月4日(木)16:00〜18:15

形式 オンライン(Zoomウェビナー)

参加費 無料(要事前申込)

定員 500名(先着順)

申込ページ https://events.studypocket.ai/conf2025winter/

公式サイト https://studypocket.ai

source: PR TIMES

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