自動車販売・整備の現場向けサービス群「SmartDrive ProAuto」が始動しました。初弾となる「BRAKEPAD SCAN powered by ADVICS」は、専用ハンディカメラの画像診断でブレーキパッド残量を可視化し、12月2日15時30分に提供開始。対象は販売・整備・レンタカー・オートリースの各事業者です。

背景には人手不足と利益率の低下への危機感があります。車両管理SaaS「SmartDrive Fleet」や走行データ基盤「Mobility Data Platform」で培ったデータ活用を横展開し、現場の業務効率と収益改善の両立を狙います。運営するスマートドライブは東証グロース上場(証券コード5137)、資本金1億円、2013年10月創業です。

BRAKEPAD SCANは、点検や車検前の見積もり工程で所要時間を短縮し、交換提案の妥当性を裏づけるエビデンス提示を容易にします。ブレーキシステム大手のアドヴィックスが技術面で連携し、作業負荷の低減と売上機会の取りこぼし抑制をめざします。

加えて、CRM「gnote」を提供するインターゾーンと販路を連携し、同一チャネルでの展開やサービスラインナップの拡充を進めます。

今後は現場のフィードバックを反映して専門領域に特化した機能を順次拡大し、業界パートナーやグループ会社との協業を強化する方針です。「移動の進化を後押しする」というビジョンの下、整備・販売DXの具体化がどこまで進むかが注目されます。

source: PR TIMES

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