新潟医療福祉大学(新潟市)の自然人類学研究所は2025年12月22日、東京大学総合研究博物館(東京都)の放射性炭素年代測定室と学術交流・協力協定を結びました。人類学・考古学研究を進めるため、研究交流や人材交流、施設・設備の相互利用を行います。放射性炭素年代測定は、生物由来試料に含まれる炭素の同位体を手がかりに年代を推定する手法で、人骨や出土資料の時期特定に用いられます。協定により、分析環境の共有や共同研究の機会拡大が見込まれます。自然人類学研究所は2022年1月に同大学内で発足し、骨学を中心に遺跡出土人骨の鑑定や法医鑑定の受託、人材育成にも取り組んできました。両者は今後、相互の強みを生かし、研究成果の蓄積と社会への活用を進める方針です。
