株式会社日建設計総合研究所は2025年12月23日、協力企業とともにデジタル・サステナビリティに配慮したWebサイト「SUSTAINABILITY」を公開し、1ページビュー当たりのCO₂排出量を世界平均0.36gを下回る0.26gに抑えたとした。インターネット利用に伴う電力消費とCO₂排出が課題視される中、2019年の「Sustainable Web Manifesto」や、W3Cが2023年に公表した「Web Sustainability Guidelines」などを背景に、サイトの軽量化と意匠性の両立を狙った。具体策として、グリーンホスティングの採用、環境負荷の可視化、静的サイトジェネレーターやヘッドレスCMS(表示用と管理用を分離する運用方式)の活用で高速・軽量化を図り、画像とJS(JavaScript)の圧縮、英語フォントのセルフホスティング、JSライブラリの遅延読み込みなども行った。排出量の計測には「Website Carbon Calculator」を用い、今後も同サイトで自社の取り組み発信を継続するという。

【サイト情報】

SUSTAINABILITY(株式会社日建設計総合研究所)

https://www.nikken-ri.com/sustainability/

【プロジェクト情報】

組織の環境方針を次世代Web技術で表現するサステナブルWebサイト(ロフトワーク)

https://loftwork.com/jp/project/nsri-sustainable-web

source: PR TIMES

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