一般社団法人日本水中ドローン協会は、米国の非営利団体RoboNationと相互協力を始め、水中ロボティクスの教育プログラムを日本で段階的に展開します。当面はROV(遠隔操縦型水中ロボット)教育キット「SeaPerch」を軸に、ワークショップ、競技、指導者育成の3本柱で人材育成を進めます。

協会によると、RoboNationは2009年設立で、STEM(科学・技術・工学・数学)教育を目的にロボット競技会などを運営し、毎年25万人以上の学生が参加しているとしています。今回の連携では、RoboNationが教材・カリキュラムや運営ノウハウ、指導者育成支援を提供し、協会側が国内の実施体制づくりとインストラクター育成を主導します。

背景には、海洋分野でのロボット活用が広がる一方、学びと現場をつなぐ教育機会や担い手の不足が課題になっている点があります。協会は、展示会やイベントでの共同発信、教育機関や自治体との連携なども視野に、成果の可視化と拡大を図る考えです。今後は関係者と具体計画を詰め、SeaPerchを起点にAUV(自律型水中ロボット)など他プログラムの導入も検討するとしています。

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