unerryは2026年8月11日、日本百名山の山頂周辺(半径500m圏内)への来訪動向を、2024〜2026年の各4〜6月期で比較した結果を公表しました。全国合計の来訪者は2024年から2026年にかけて18%減少しました。
エリア別では東北が34%減、北海道が32%減と落ち込みが大きく、近畿は3%減でほぼ横ばいでした。山別では岩手県の八幡平が2年前比46%減と大きく減少する一方、福島県の磐梯山は前年比36%増、安達太良山も同12%増と直近1年で回復例も確認されました。九州の開聞岳は2年前比18%増、滋賀県の伊吹山は同2%増でした。
分析は、同社の「Beacon Bank」に蓄積されたスマートフォン位置情報から来訪を推定して集計しました。データ規模は国内約2.4億ID超、取得元アプリ約150、総ID数約8.5億IDとしています。背景として熊出没が高水準で、環境省の速報値では出没件数が2024年度20,513件、2025年度50,801件、2026年度6月は6,260件(直近5カ年の6月で最多水準)でしたが、本分析は熊出没との因果関係を直接示すものではないとしています。
同社は、東北など一部地域での減少が目立つ一方で下げ止まりや回復の兆しもあるとして、今後も人流データで登山・観光動向の把握を継続する方針です。
【関連リンク】
公式HP:https://www.unerry.co.jp
Beacon Bank:https://www.beaconbank.jp
環境省「クマに関する各種情報・取組」:https://www.env.go.jp/nature/choju/effort/effort12/effort12.html
環境省「令和7年度のクマ類の動向」:https://www.env.go.jp/nature/choju/effort/effort12/kuma-docu-r070911.pdf
内閣官房「クマ被害対策等について」:https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kumahigai_taisaku/dai1/shiryo1.pdf






