日本金属(東京都港区、東証スタンダード5491)は、福島工場で培った精密異形圧延製品「Fine Profile」を基盤に、ロールフォーミングやプレスなどを組み合わせた複合塑性加工技術の製品群を、環境配慮型の「エコプロダクト」として本格展開します。最終形状に近づける近似最終形状(Near Net Shape)により、工程短縮と材料ロス削減を狙います。背景には、金属部品加工で材料の無駄や加工時のエネルギー消費が課題となる中、コストと環境負荷の同時低減が求められていることがあります。同社はFine Profileに自社内の成形・プレス加工を組み合わせ、切削などの二次加工を最小化して歩留まり向上と廃棄物削減につなげる考えです。さらに顧客側で必要だった後工程を部品レベルの一貫対応に置き換え、運搬・保管に伴うエネルギー消費やCO2排出の抑制も見込むとしています。今後は第11次経営計画「NIPPON KINZOKU 2030」で掲げるNear Net Shapeを軸に、エコプロダクトの拡大を進める方針です。
