日水コンは2025年12月19日、2026〜2030年を対象とする「日水コングループビジョン2030」の概要版を公表しました。対象期間は5年間で、詳細版は2026年2月下旬に公表予定です。水道・下水道・河川など水分野の建設コンサルタントとして、流域全体を視野に入れた取り組みを進める方針です。背景には、人口減少やインフラ老朽化、気候変動で水関連の課題が高度化・複雑化していることがあります。概要版では、同グループが「水の統合インフラマネジメントの担い手」を掲げ、持続可能な水インフラを支える役割を強める姿勢を示しました。統合インフラマネジメントは、施設単体ではなく地域・流域単位で維持管理や更新を最適化する考え方です。今後は詳細版の内容公表を経て、技術力と経験を生かした施策具体化が焦点になりそうです。

source: PR TIMES

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