日立製作所は2026年3月17日、コクヨの最新鋭物流拠点「東北IDC」(宮城県仙台市泉区)に、統合型マテハン制御システム「ユニバーサルWCS」を中核とする次世代マテハンシステムと、搬送計画最適化エンジン「LogiRiSM」の一部機能を納入すると明らかにしました。東北IDCでは最大27万SKUを扱い、主要3拠点実績平均比で生産性約40%向上をめざします。
導入の背景には、ビジネスサプライ流通事業の伸長を受け、東北・北海道エリアの物流ネットワークを強化する必要があることがあります。マテハン(搬送・保管などの物流機器)はメーカー別に制御が独立しがちで、設備連携や搬送計画の最適化が難しい点が課題でした。
東北IDCでは、メーカーの異なるGTP(作業者の所に棚を運ぶ方式)や搬送AGV、コンベヤなどをユニバーサルWCSで統合制御し、設備・作業状態に応じてLogiRiSMでオーダー投入順序や搬送ルートを最適化します。HAI ROBOTICSのHaiPick Climb System(HaiClimberロボット)210台を活用し、最大3,200箱/時の搬送能力を見込むほか、GTPとDPS(表示器で作業指示する方式)のハイブリッド運用も組み合わせます。
東北IDCは2026年2月28日に竣工し、稼働開始は同年10月30日予定です。日立は今回の構成やノウハウを、流通業・製造業の物流DXに加えて海外展開にも広げ、サプライチェーン全体の最適化につなげる方針です。
【店舗情報】
東北IDC 所在地: 宮城県仙台市泉区明通三丁目31番
東北IDC 竣工: 2026年2月28日(土)
東北IDC 稼働開始: 2026年10月30日(金)(予定)
ユニバーサルWCS 詳細URL: https://www.hitachi-ip.co.jp/products/logistics/wcs
LogiRiSM 詳細URL: https://www.hitachi.co.jp/products/infrastructure/product_site/logistics_center/solution/logirism.html
