東北大学発スタートアップのルーパーツ(宮城県仙台市)は2026年1月30日、京都大学イノベーションキャピタルとエンジェル投資家を引受先とするエンジェル/シードラウンドの1stクローズで資金調達を完了したと明らかにしました。調達額は非公表です。

同社は特許出願中の金属資源リサイクル・精錬技術「UPLOOP」をスケールアップし、量産化・工業化に向けた実証を進めます。UPLOOPは溶融塩電解(高温の塩を電解液として用いる分離技術)を用い、アルミニウム合金からアルミニウムと鉄・銅などを分離回収します。従来比で電力消費量を約3分の1に抑え、アルミニウムスクラップから4N(99.99%)以上の高純度アルミニウムを直接生産できるとしています。

背景には、スクラップを低品質材に回す「ダウングレードリサイクル」による資源価値の低下があります。同社は「アップグレードリサイクル」により高付加価値化を狙い、2025年7月から東北大学でラボスケール実証を行い有効性を確認したとしています。

今後はベンチスケールα(ラボ比約20倍)での実証を進め、年末ごろまでの完了後にベンチスケールβ(α比約10倍)へ拡大して検証します。2028年後半以降の工業化を目標に、アルミニウム以外の重要鉱物への応用実証も進める方針です。

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