東北電力とゲットワークスは2026年1月9日、宮城県内にある東北電力保有の遊休地でコンテナ型データセンター(DC)を新設する検討に向け、覚書を結びました。次世代型構造の高性能GPUサーバーを収容できる設備を想定し、顧客が保有するGPUの設置場所を提供するハウジングサービスを視野に入れます。場所の詳細は明らかにしていません。
両社は、生成AIの活用拡大でGPU需要が高まる中、消費電力の増加や高度な冷却が求められるGPUサーバーへの対応を狙います。コンテナ型は短工期で柔軟に構築しやすい点を生かし、将来の増設や構成変更にも対応できる設計を検討するとしています。あわせて、推論処理や分散計算で重要となる低遅延(レイテンシー)のネットワーク環境を整え、複数拠点のクラウド基盤と高速接続できる構成を想定します。
既存の取り組みとして、両社はGPUの計算資源をネット経由で提供するGPUクラウドサービスを2025年2月20日に開始しており、今回のハウジング検討はその後の展開と位置付けます。今後は、需要動向や設備要件、事業性を踏まえて具体化を進め、東北6県と新潟県を含む地域のDX加速や産業振興、新たな電力需要の創出につながるかが焦点になります。
