東北電力(宮城県仙台市)は2026年3月25日、シスコシステムズ合同会社と、地域に根差した分散型AIデータセンターの実現に向けた覚書を結び、AIデータセンターのネットワーク設計に関する共同検討を始めた。東北電力の資本金は2514億円、設立は1951年5月。
背景には、都市部での用地確保や電力供給余力の制約で大規模な集中型データセンター建設が長期化していることがある。災害時の事業継続(BCP)や地方創生の観点から拠点分散が求められる一方、データセンター間接続をどう最適化するかが喫緊の課題だという。
両社は、最適なネットワーク構成の定義と、拡張性・利便性・安全性を備えた標準的な設計指針を共同で検討する。AI処理に適した次世代ネットワークスイッチ向けの「Cisco Silicon One G300」「Cisco Silicon One P200」などの活用も視野に入れる。東北電力は電力設備構築のノウハウや自社遊休地の活用を通じたGPU活用型AIインフラの整備検討を担い、シスコはAIインフラのネットワーク技術の知見を提供する。
今後は共同検討の成果をもとに、需要の変化に迅速・柔軟に対応できる分散型AIインフラの構築を進め、東北・新潟エリアを含む国内でのAI社会実装と産業発展への寄与を目指すとしている。
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PRTIMES
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シスコと東北電力、分散型AIデータセンター基盤の最適化実現に向けて覚書を締結
