東京大学発スタートアップのLightblueは2026年1月、米ラスベガスで開かれる「CES 2026」(1月6~9日)と公式メディアイベント「CES Unveiled」(1月4日16:00~19:00)に出展します。展示の中心は法人向けAIアシスタント「Lightblue」で、会場はEureka Park、ブースはVenetian Expo Hall G 61415(JAPAN TECH内 No.13)です。
同社は日本発の生成AIソリューションを海外に発信し、ブランド価値向上を狙います。現地では世界各地から集まるAIなどの最新トレンドを把握し、今後の事業開発や技術革新に生かす考えです。CESはCTA(全米民生技術協会)が主催する国際展示会で、AI、モビリティ、ヘルスケアなど幅広い分野の新技術が集まります。
「Lightblue」は検索、要約、文字起こし、画像生成をワンストップで行い、ノーコードで業務特化型チャットボットも構築できます。法人・自治体利用を想定したセキュリティや複数データソース連携で、社内外の情報検索や文書作成の迅速化・高度化を支援します。ブースでは活用例として、現場作業員(フィールドワーカー)向けに最適化したモデルも展示予定です。
Unveiledへの出展により、会期前からメディア接点を確保し、海外での認知拡大につなげる展開が見込まれます。今後は展示で得た反応や技術動向を踏まえ、海外市場を含む導入先拡大とプロダクトの機能強化が焦点になります。
