熊本県の株式会社果実堂テクノロジーが展開する農業生産・流通サービスが、「第5回 日本サービス大賞」で優秀賞を受賞しました。応募総数768件のうち受賞は33件で、その一つとして選ばれたかたちです。審査では、農業法人の初期負担をなくし、長期にわたり収益と働き方を改善するビジネスモデルが高く評価されました。

同社のアグリカルチャーソリューション事業は、農業法人に対し栽培技術や現場の改善ノウハウを無償提供し、増産分の販売利益を契約農家と分け合う成果連動型モデルが特徴です。日本一のベビーリーフ生産を支える水分管理「触診」や土壌分析など、属人化しがちな技術を標準化し、小松菜、ほうれん草、イチゴなど多品目で収益向上の実績を示しています。

さらに、青果バイヤーと連携したパッケージ開発や規格設計により、「売れる仕組み」まで一体で支援し、有機栽培など高付加価値品目への転換も後押しします。これにより、人手不足や低収益といった農業の構造課題に対し、「休める農業、稼げる農業」という具体的な解決策を提示している点が、革新性と社会性の両面から評価されました。

同社は今後、AIを用いたノウハウ提供の自動化や、リアルタイムデータ連携・トレーサビリティを備えたオンラインプラットフォーム構築を進める方針です。デジタル技術によってサービスを全国・海外へ展開し、生産性向上とサプライチェーン効率化を通じて、持続可能な農業モデルの普及がどこまで進むかが注目されます。

【サービス・企業情報】

株式会社果実堂テクノロジー

本社所在地:熊本県上益城郡益城町田原1155-5

設立:2016年11月1日/資本金:2,000万円/従業員数:10名

事業:農業コンサルティング、新規参入支援、ハウス建設、資材機器販売

公式サイト:https://www.kajitsudotech.co.jp/

source: PR TIMES

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