横河電機は2026年2月2日、Rolls-Royce SMRの小型モジュール炉(SMR)プログラムに向け、データ処理・制御システム(DPCS)を提供する戦略的協業契約を結びました。英国チェシャー州ランコーンの販売・エンジニアリング拠点を中心に、チェコとオランダでも業務を進めます。

対象は、SMRの最初の複数ユニットに搭載する制御システムです。横河電機はDPCSの設計、エンジニアリング、検証・認証、ハードウェア、システム構築・試験から、設置・試運転までに参画し、投資も行います。DPCSは発電設備の運転データを処理し、機器を安全に制御する中核領域です。

背景として、Rolls-Royce SMRは英国でGBE-Nから優先交渉権者に選ばれ、チェコではČEZの新規原子力発電所建設で最大3GW規模のパートナーとして選定されています。スウェーデンでもVattenfallが選ぶ技術パートナーの最終候補2社に残っています。

両社は、制御システム供給を通じて第1号の実現を後押しし、英国内の雇用確保や原子力サプライチェーン強化、脱炭素目標への貢献を掲げます。今後は各国のプロジェクト進展と規制認証の動向が、提供範囲と導入時期を左右する見通しです。

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公式発表URL: https://www.yokogawa.co.jp/news/press-releases/2026/2026-02-02-ja

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