物流車両の稼働を左右する排ガス浄化装置「DPF」を再生・循環させる次の灯(岡山県総社市)は、リビルト供給とデータ活用を組み合わせた循環型GXモデルを全国展開している。検証では部品コスト36%削減、DPFトラブル57%低減を示し、今期売上は20億円を見込む。

同社は新品比30〜60%のコストで同等性能のリビルトDPFを供給し、CO₂削減効果の可視化や故障予兆検知で車両稼働率の向上を狙う。背景には資源価格の高騰、GX(脱炭素)規制の強化、整備人材不足があり、交換・新品依存では供給が追いつきにくいという課題がある。

拠点は岡山・東京・埼玉の3拠点で、取引は全国4,000社超。循環価値は累計40億円相当、CO₂削減は累計2,000トン超見込み(現時点1,783トン)としている。最短24時間の供給網やX線・分光分析による品質管理を強化し、今後は資金と供給網の拡張で循環インフラの拡大を進める方針だ。

【関連情報】

公式サイト https://tsuginohi.com/

事業サイト https://dpf-dpd.com/

公式ムービー https://youtu.be/6uDLHdLkZyk

YouTube https://www.youtube.com/@tsuginohi_okayama

source: PR TIMES

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