正興電機製作所(福岡市)は2026年2月24日、中国の蓄電池メーカーDalian Rongke Power(RKP)と、日本市場向けレドックスフロー蓄電池システムの共同開発を始めると明らかにしました。2026年2月から古賀事業所でシステム構築と各種試験を開始します。

開発では、RKPの電池セル技術に、正興電機のPCS(電力を変換する装置)とEMS(エネルギーの運用を最適化する仕組み)を組み合わせます。正興電機は専用PCSの開発とEMS構築を担い、試験後は北九州市の「ひびきの研究開発センター」へ移設して本格稼働を目指します。移設・本格稼働は2026年9月、センターの竣工は2026年10月予定とされ、時期に記載差があります。

背景には、政府が掲げる2030年度の再生可能エネルギー比率目標に対し、出力変動を吸収する蓄電池が不足している課題があります。長時間の充放電に強いレドックスフロー蓄電池を供給し、出力抑制の緩和と脱炭素の加速につなげる考えです。

稼働後は非常時に「ひびきの学研都市」エリアのBCP(事業継続計画)対策電源として活用できるよう、北九州市との枠組みを2026年秋以降に計画します。今後は社会実装を進め、防災レジリエンス向上と持続可能なエネルギー社会モデルの発信を目指します。

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