3日、キヤノンビズアテンダは高知県芸西村、医療法人おくら会 芸西病院、高知県立大学、イツモスマイルデジタルソリューションズの4機関と、災害時の要配慮者の迅速な避難支援を目的とする包括連携協定を締結しました。5者は生活・医療情報の安全な管理・共有体制を整え、2026年2月にスマートフォンアプリのデモ版を用いた実証を行う計画です。
要配慮者とは高齢者や障がいのある人、妊産婦など支援が必要な人を指します。連携では平時から災害発生・避難生活までを見据え、関係者間の情報連携を実証・検証し、避難行動の把握や支援の重複・漏れを防ぐ狙いです。地域防災の意識向上や住民サービスの向上にも取り組みます。
高知県は南海トラフ巨大地震の想定域にあり、地震・津波への備えが課題です。医療機関と自治体、大学、IT企業が協働することで、現場性と技術を両立したモデルの構築が期待されます。
実証結果を踏まえ、運用フローの標準化や他自治体への横展開が検討対象となります。個人情報保護やシステムの互換性、平時運用の負荷などの課題整理が進むかが焦点です。
【関連情報】
連携の主な項目 生活・医療情報の安全な管理と共有/迅速な避難支援/平時からの情報連携の実証・検証/地域防災意識と住民サービスの向上
実証時期 2026年2月
使用アプリ スマートフォンアプリのデモ版
参画者 高知県芸西村/医療法人おくら会 芸西病院/高知県立大学/イツモスマイルデジタルソリューションズ/キヤノンビズアテンダ
source: PR TIMES
