Legal AI株式会社は、法的トラブルの「泣き寝入り」を減らすとして、完全無料の「AI弁護士」提供を目指すクラウドファンディングをCampfireで開始しました。弁護士などに相談できるのは当事者の約2割とされ、年間100万人超が解決を断念、経済損失は推計6000億円と説明しています。開発中の機能は、過去の判例データから勝訴確率や見通しを可視化する「AI裁判シミュレーター」と、訴状などの書面案を作る「AI本人訴訟支援」です。本人訴訟は弁護士を付けずに当事者が手続きを進める訴訟のことです。同社は非営利団体を通じた提供で、弁護士法72条が論点となる「報酬目的の法律事務」回避を図るとしています。2026年3月に非営利団体の設立と技術資産移管、同年4月の正式公開を計画しており、支援の集まり方が開発体制と公開時期に影響する可能性があります。

source: PR TIMES

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