熊本ワインファーム(熊本市)は2026年2月26日、ノーコードのモバイルアプリ作成ツール「Platio(プラティオ)」を使い、山鹿市菊鹿町の自社農園と契約農家の畑約30カ所を対象に「ブドウ農園管理アプリ」の運用を始めた。生育状況や農薬散布実績をスマホで記録し、補助金支給や行政申請に関わる事務負担の軽減と管理の透明性向上を狙う。

同社はこれまで、全畑を月1回巡回して紙で記録していたが、自由記述では均一な基準で詳細を残しにくく、雨天時の汚れや紛失、書き漏れが課題だったという。さらに行政申請用に転記・整理する工数が増え、現場と事務の二重作業になっていた。

新アプリでは、生育状況や指定農薬の散布実績(日時・薬剤名・使用量など)を現場で入力する。オフライン入力、リスト選択、写真と畑データのひも付け、過去記録参照、CSV出力に対応し、記録の標準化と集計作業の短縮を図る。熊本ワインファーム製造部の取締役部長・西村篤氏は、現場記録の欠落防止と業務効率化につながる点を挙げた。

今後は来年度以降、契約農家ごとの農薬散布量データに基づく試算による補助金支給を見込む。前年データ比較による指導や、病害虫の兆候を早期に把握する予察管理への活用拡大も期待される。

【関連リンク】
事例掲載URL(Platio) https://plat.io/ja/case/kumamotowinefarm
熊本ワインファーム株式会社 https://kumamotowinefarm.co.jp
アステリア株式会社 https://jp.asteria.com
Platio https://plat.io

PRTIMES

Share.