トビラシステムズは12月18日、「特殊詐欺・トレンド詐欺手口レポート2025」を公開しました。2025年の特殊詐欺被害額は10月末時点で1,096.7億円と過去最悪に達し、電話だけで完結しない「複合型詐欺」が増えたとしています。主な傾向は、電話・SNS・メッセージアプリ・ビデオ通話・メール・偽サイトを組み合わせ、被害者の混乱を誘う手口です。三大トレンドは①警察官を装いLINE等に誘導してビデオ通話で偽の手帳や逮捕状を示す「ニセ警察詐欺」②偽広告から投資グループへ誘導するSNS型投資詐欺と、恋愛感情を利用して投資話へ導くSNS型ロマンス詐欺(被害額は10月末で1,370.8億円)③自動音声と偽サイトで口座情報を盗む「ボイスフィッシング」です。国際電話詐欺に使われた国番号は北米の「+1」が最多とされ、生成AIによる偽装の高度化も背景に挙げました。今後は官民で注意喚起とフィルタリングなど多層対策の需要が高まる見通しです。
【関連情報】
警察庁 暫定値(令和7年10月末)https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/new-topics/251202/01.html
トビラシステムズ 固定電話向け迷惑電話対策 https://tobilaphone.com/landline/
トビラシステムズ モバイル向け迷惑電話対策 https://tobilaphone.com/mobile/
source: PR TIMES
