ミツモアは設備・保守・リフォームなどの現場作業従事者208人を対象に、データ管理と生成AIの導入状況を調査しました。AI活用に「興味がある」は57.3%だった一方、「活用できている」は37.5%にとどまり、約2割のギャップが出ました。

データ管理はExcelが中心で、情報共有ではExcel58.5%に加えLINE34.6%、写真フォルダ32.7%が併用されました。日報・勤怠・進捗はExcel40.0%、業務用アプリ・クラウド26.3%、LINE等21.5%。記録はExcel46.3%、スマホ写真36.6%、紙27.8%と分散し、結果として63.0%が管理に課題を感じています。

AI未活用層が導入前に整えるべき点は「データ整理・記録ルール統一」35.9%が最多で、「現場に合うツール選定」25.6%が人材教育24.4%や予算確保24.4%と同水準でした。ベンダーに求める支援は導入支援33.3%、操作教育28.2%、補助金支援24.4%などが上位です。今後はツール統一と運用定着支援が、現場のAI活用拡大の鍵になりそうです。

source: PR TIMES

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