Ragate(ラーゲイト)株式会社が2026年1月、生成AI(ChatGPT、Claude、Geminiなど)を活用する事業責任者550名を調査したところ、生成AIを利用している企業373社の39.2%が「費用対効果(ROI)の説明・可視化ができていない」と回答しました。高額モデルへの依存も31.5%に上りました。調査ではコスト課題として「従量課金が想定以上に膨らむ」28.3%、「利用量拡大時のランニングコストが読めない」23.6%が続き、運用段階での不確実性が示されています。一方、「特に課題は感じていない」も35.4%で、企業間の認識差も明らかになりました。業務別にAIモデルを使い分けている企業は12.8%にとどまり、「単一モデルで運用」32.6%、「使い分けたいが実現できていない」24.3%となっています。コスト削減施策への関心では「業務別の最適なモデル選定・配置設計」36.2%が最多で、「AIワークフロー最適化」28.1%も挙がりました。外部パートナー活用は「協働中・選定中」などを合計して32%でしたが、「自社単独で対応する予定」も42.9%です。Ragateは、業務難度に応じたモデル配置や自社データでのカスタムLLM、呼び出し回数を抑える設計などが有効だと整理しており、今後はROIの見える化と運用最適化の整備が普及の鍵になりそうです。
