カスタマークラウド株式会社（東京都渋谷区、代表取締役：木下寛士氏）は、生成AI動画で制作した「年頭所感（新年トップメッセージ）」を2026年1月1日に公開します。実写撮影ではなく生成AIで制作し、動画を複数チャネルに展開する「キャンペーン設計」として実施する点が特徴で、同社は同様の展開を日本初と位置づけています。
同社によると、2025年以降、国内外で年頭メッセージに生成AI動画を用いる動きが広がり始めているといいます。生成AI動画は、制作工程の短縮や表現の多様化に加え、用途に応じた複数パターンの生成（テンプレート化）や、SNS向けの短尺化（15～30秒程度）など、配信先に合わせた再編集がしやすい点が利点です。
活用例として同社は、AIアバターでトップメッセージを視覚化する手法、1本限りの挨拶動画から複数バリエーションを量産できるスケール型運用、字幕・背景・音声合成の組み合わせによる拡散設計などを挙げます。木下氏は「カスタマークラウドは、第2のビットバレーの“震源地”になります。」と述べ、AI人材や企業を結ぶ基盤づくりを進める考えを示しました。今後は、年末施策から年始のトップメッセージまでを一体のブランド体験として設計する動きが広がるかが焦点になりそうです。
【関連情報】
年頭所感（特設ページ） https://www.customercloud.co.jp/event/aiavatargen/newyear2026/