生成AIを業務で利用するITエンジニア431人の調査で、業務利用ツールは「ChatGPT」が62.4%と最も多く、「Google Gemini」41.3%、「GitHub Copilot」38.1%が続くことがわかりました。生成AI活用スキルが自身の市場価値に影響すると答えた人は83.8%に達し、そのうち35.5%は「すでに影響している」と回答しています。

直近1カ月で生成AIを最も頻繁に使った場面は「コーディング・実装」40.4%が首位で、「設計・アーキテクチャ検討」28.1%、「技術調査・情報収集」27.6%が続きました。活用によって最も改善した業務としても「コーディング」24.4%、「技術調査・情報収集」21.3%が上位となり、44.1%が「付加価値の高い業務に時間を割けるようになった」と答えるなど、生産性向上への寄与が示されています。

今後重要になるスキルでは、生成AIへの指示出しを工夫する「プロンプトエンジニアリング」が32.3%で最多となり、「AI/MLの基礎知識」31.8%、「システム設計・アーキテクチャ」29.2%が続きました。また、転職時に勤務先で生成AIを活用できるかどうかを「条件に含めたい」とした回答は合計75.7%で、約9割が生成AIスキルは「2年以内にキャリアに影響する」と見ています。企業側には、自社のAI活用度や学習環境を明示することが、エンジニア採用・定着の鍵となりそうです。

source: PR TIMES

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