株式会社ERanchers(東京都港区)は2025年12月22日、産業動物獣医師向けの医薬品指示書DXプラットフォーム「メディタップ(MediTap)」の提供を始めました。手書きや分散管理が多い医薬品指示書業務をクラウドで電子化・一元管理し、ポジティブリスト制度に沿った記録作成を支援します。
現場では手書きによる記載ミスや転記ミス、書類保管・検索の負担に加え、ポジティブリスト制度(食品中に残留する可能性がある農薬・動物用医薬品などの基準を管理する制度)における記録確認の煩雑さが課題とされます。獣医師不足のなかで事務作業が増えることも背景にあります。
メディタップは、指示書の作成から履歴参照までを簡単操作で行える設計とし、過去の指示履歴を即時確認できる点を特徴とします。監査や指導対応での活用も想定しています。今後は牛群管理OS「COWMAKER」と連携し、診療記録・飼養管理・医薬品管理を横断する畜産DX基盤の構築を目指すとしています。
【サービス情報】
サービス名:メディタップ(MediTap)
対象:産業動物獣医師
公式サイト:https://meditap.cowmaker.com
会社サイト:https://www.eranchers.com
source: PR TIMES
