確定申告アプリ「タックスナップ」を手がけるタックスナップ(東京都杉並区)は、シリーズAで13億円を調達しました。累計調達額は約16億円です。出資は第三者割当増資、資金にはみずほ銀行など金融機関からの融資も含まれ、リード投資家はWiL(World Innovation Lab)です。調達資金はマーケティング、機能拡充、採用に充てます。
同社は個人事業主・副業向けに、仕訳から申告書作成・提出までをスマホで完結する会計・確定申告アプリを提供します。特徴の一つが「丸投げ仕分け」で、口座連携した支出を税理士監修AIが経費か私用か、勘定科目まで自動判定するとしています。説明では「1,000件の経費処理が3秒で完了」とし、税務調査リスクのチェック機能や、条件付きの利用料返金保証も備えます。
個人事業主の増加に伴い申告負担のストレスが指摘される一方、税理士の高齢化で「見つからない」「費用が高い」といった声もあるとされます。タックスナップはAIとモバイルで申告業務の短時間化を進め、利用者の本業への集中を後押しする考えです。今後は認知拡大とプロダクト強化、エンジニア採用を通じて利用拡大を狙います。
