一般社団法人ぐるぐるふくい(福井県越前市)など7者は2026年3月12日、福井県内で発生するポリエステル系繊維の生産ロスを回収し、再び糸に戻すマテリアルリサイクル糸を開発、国内で事例が少ない「繊維から繊維への水平リサイクル(繊維to繊維)」を実証したと発表しました。繊維to繊維の比率は1%未満とされます。

取り組みは産地横断型循環モデル「ぐるぐるヤーン」として実証実験を完了しました。福井で出たポリエステルテープのロス材を熱溶融・再成形でペレット化し再紡糸、他産地の紡績技術と組み合わせて、ウール(ニュージーランド産スーパーエクストラファインメリノ)にポリエステル30%を混紡した糸を開発しました。番手は24/1、24/2で、原料仕様は1.7d/64mmカットです。

背景には、福井県が織物生産高年間約1億5,600万㎡、染色整理加工高約4億2,000万㎡の規模を持つ一方、工程上のロスが避けにくく、混紡や加工により分離・再資源化が難しい課題があります。今回はフリース/スウェット、ニット帽/ネックゲーターなどの製品化や、副資材メーカーで「ロス材→糸→既存テープへの置換」といった原料循環も実証しました。

今後は開発糸の製品化を拡大し、産地横断の循環モデルを基盤に、回収から再生、紡糸、製品化まで国内で完結する循環型サプライチェーンの整備を進める方針です。なお本件は、環境省の「令和7年度 地域の資源循環促進支援事業」に採択された実証事業です。

【関連リンク】
公式HP https://gurugurufukui.jp

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