経営管理クラウドサービス「kpiee」（ケーピー）は、国の支援制度「IT導入補助金2025」の対象ツールに採択されました。中小企業・小規模事業者は、kpiee導入費用の一部について補助を受けられる可能性があります。補助金は、機能や価格、サポート体制、セキュリティなどの基準を満たしたITツールのみが対象で、審査を通過した結果として認定されたものです。
kpieeは、経営管理部門が扱う予算データや会計データ、事業データなどを自動で取得・集約・加工・可視化し、経営判断を支援するクラウドサービスです。従来は担当者が行っていたデータ連携やシートの共有・転記作業を自動化し、予算策定にかかる手間と時間を削減します。また、「配賦」や「生産性指標の計算」といった複雑な集計処理を画面上でルール設定するだけで自動実行できるため、経営指標を常に最新の状態で確認できます。
さらに、事業部別・製品別・取引別など多様な切り口で多軸分析が可能で、気になる数字をクリックすると詳細を深掘り（ドリルダウン）できる仕様となっています。AIが全社データを監視し、重要な変化を検知するとSlackなどに自動通知するほか、数値に関する質問に対して必要なデータを瞬時に抽出する機能も備え、報告業務や問い合わせ対応の負荷軽減をうたいます。
今回のIT導入補助金対象ツール認定により、コスト面のハードルが下がることで、中小企業の経営管理の高度化やデータ活用の裾野が広がるとみられます。一方で、導入企業にはデータの整理や運用体制の構築が引き続き求められ、どこまで業務プロセス改革と結び付けられるかが普及の鍵となりそうです。
【サービス情報】
kpiee 公式サイト https://www.kpiee.com/
source: PR TIMES