花王は2026年3月11日、洗たく槽にできる強固なバイオフィルム(菌が膜状に集まった汚れ)の内部まで除菌成分を届け、洗たく水を介した衣類への菌移行を抑える衣料用洗剤向けの新洗浄技術を開発したと発表しました。モデル基板試験では、バイオフィルム内の菌数が浸漬前より99%減少したとしています(※すべての菌を除菌するわけではありません)。

新技術は、陽イオン界面活性剤と、花王が開発した陰イオン界面活性剤「バイオIOS」を組み合わせ、最適なコンプレックス(複合体)状態を形成させる点が特徴です。等温滴定熱測定分析で界面活性剤同士の相互作用を解析し、除菌効果が消失するメカニズムを探索したうえで、除菌効果を維持したままバイオフィルム内部へ到達しやすい組み合わせを見いだしたと説明しています。

家庭での検証として、2023年1月に5家庭で4週間の使用試験を行い、新技術あり/なしの洗剤で洗たく水中の菌数変化を比較しました。洗たく槽のバイオフィルムに潜む菌が洗たく水を介して衣類へ移り、くすみやニオイの一因になることが背景にあり、専用クリーナーに頼らず日常の洗たくで清潔な環境維持を狙います。

今後は、菌による不快なニオイの軽減や洗たく槽手入れの負担低減につながるかが焦点です。花王はファブリックケアにとどまらず、幅広い分野への応用展開もめざすとしています。

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詳細URL:https://www.kao.com/jp/newsroom/news/release/2026/20260311-002

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