キャディは2026年2月19日、製造業の情報システム部門で働く153名を対象に、SaaS(クラウド)と生成AIの導入方針や課題をまとめた調査結果を公表しました。導入姿勢は「積極的に導入」が40.5%、「慎重に判断」が36.6%で、体制面ではルール・手順や審査体制が「整っている」企業が77.1%でした(キャディ調べ)。
一方で、DX推進への期待とセキュリティ責任の両立を「非常に感じる」44.4%、「やや感じる」44.4%で、合計88.8%が課題を感じていました(キャディ調べ)。設計・製造データなどの管理負担では、脆弱性対策が23.1%で最多となり、ハードウェア保守19.0%、災害対策16.7%が続きました(キャディ調べ)。
サービス選定で重視する要件は、高度なアクセス制御19.8%、第三者認証の取得16.6%、AI学習利用の防止15.1%でした(キャディ調べ)。「自社専用サーバー(オンプレミス)での提供」を必須条件とする回答は1.2%にとどまり、クラウド前提で安全要件を詰める動きが示唆されます。懸念が解消した後に実現したいことは、コスト最適化20.8%、ナレッジ継承19.0%が上位でした(キャディ調べ)。
今後は、一律の禁止・制限ではなく、現場とリスク許容度を合意する「リスクコミュニケーション」を重視した運用へ移る可能性があります。現場連携で重要とされた「セキュリティ要件・リスク対応への理解」29.8%や、運用面で重要な「リスクコミュニケーション」24.8%(いずれもキャディ調べ)を踏まえ、アクセス制御や第三者認証など具体要件を満たすSaaS・生成AIの選定が進む見通しです。
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公式HP:https://caddi.com
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製造業情報システム部門「AI・SaaS導入とセキュリティ管理」実態調査 製造業情報システム部門の約9割「攻めと守りの両立」に課題
