大阪府豊中市は2026年度（令和8年度）、市立小学校で新年度に必要となる提出書類を全学年（新1年生～6年生）対象に電子化し、保護者がオンラインで提出を完結できる仕組みを始めます。紙提出の手間を減らし、学校事務の効率化を進めます。提出情報をデータ管理することで、検索しやすさを高めるほか、紙の使用量削減や個人情報漏えいリスクの低減にもつなげるとしています。対象は「新年度に上がる際に必要な書類」で、入学予定者も含めた運用となります。さらに2027年度（令和9年度）からは中学校、義務教育学校にも対象を拡大し、内容変更がない場合は再入力を不要にする方針です。今後、対象校種の拡大に合わせて、入力項目の標準化や運用ルール整備が進むかが焦点となります。
source: PR TIMES